―伴兵衛も弥生も、甘えたさん。
本当はいつでも一緒にいたいけども、
ニャン太郎と銀時との折り合いが付けられず、やむを得ずいまだに伴兵衛部屋に隔離。
一番我慢をさせているのがこの2匹で、ほんとにゴメンネと、いつも思う。
なるべく時間を割いて、伴兵衛部屋で過ごすようにしているが、
彼らの欲求を満たすには、まるで足りていないのだろうと思う。
いまや伴兵衛はべったべたの甘えたさんで、頭をぐりんぐりん押し付けて、愛情表現してくれる。
母ちゃんのレメディ、とも言える癒しの時間。
私自身がべったり一緒にいたくて、定期的に伴兵衛部屋で寝るのだが、
最初は布団が怖くて近寄れなかった伴兵衛、今じゃすっかり股間倶楽部会員(笑)
スポっと母ちゃんの股間に収まって寝てくれる。
―ホントに伴兵衛は順応性が高い!!
母ちゃんが立ち上がるだけで、ギャ!とパンチ、ガブ。
トイレ掃除で、新聞を裂く音も怖くて隠れていたのに、よくここまで信用してくれたと思う。
我が家の舐めネコは、伴兵衛と新八で、抱っこしているとベロベロと顔を舐めてくれる。
>かじってもくれるが(^^;
寝る前に伴兵衛部屋の電気を消しに入り、抱きしめておやすみを言うのだが、
抱っこすると必ずベロベロが始まるので、最近は顔に化粧品をつけられない(^^;
あまりにガビガビになってくると、さすがにアロエジェルを塗って凌ぐが、
毎晩自分の顔に塗るのはもったいなくて、カピカピのまま就寝もしばしば(^^;
さて、
なりふり構わず突進出来る伴兵衛と違い、弥生は二人っきりにならないと甘えられない。
弥生を構っていると伴兵衛が間に割って入りケンカを売るのが相当ストレスになっているらしい。
ので、欄間の障子をぶち破り、隣の部屋を勝手に占拠し、呼びつける。
伴兵衛部屋では、うろうろ歩き回り、足元をすり抜けていく弥生も、
その隣室で二人っきりになると、ゴロゴロのべたべた。
腹を出して撫でられて、伴兵衛部屋ではじっとしてられない抱っこも、ゴロゴロ言う。
>とは言え、基本的に抱っこはキライなので、ほんの数十秒だが(^^;
そんな姿に、ごめんね。と謝りながら一日一回は二人の時間を作る。
もしかしたら、弥生は一人っ子で愛してくれるママを見つけてやった方が、幸せなのかも知れない、と・・・
今も少し心が揺らぐ・・・。
それでも、決定的なケンカも無く、二人同室でやってくれてる事に感謝をし、
いつか、10匹同じ空間にいさせてやりたいと、希望は捨てずにいる。
そのために、ニャンと銀には申し訳ないが >だって流血ケンカすんだもん(涙)
ヤツラを居間に閉じ込めて、伴兵衛と弥生が探検する時間を作ってやっている。
弥生は元々行動派で、好奇心旺盛。
最初から嬉々として歩き回り、自由の身を堪能していたが、
伴兵衛は部屋から出るまでにまず時間がかかり、一歩廊下に踏み出しても、母ちゃんが近寄るだけでもさっさと退散するほど、ビビリだった。
伴兵衛部屋の中では抱っこ抱っこ!のくせに、一歩廊下に出ると抱っこなんかとんでもない!俺に触るな~~!!!状態(T^T
が、ホメを始めてから、少しずつビクビクオドオドが無くなりつつある。
なんとなんと、新八の保護主夫妻に入室を許したばかりか、
なでなでしてもらったのには、どびっくり。
まあ、新八の保護主夫妻は稀有な人種で。
誰であれ来客時はひとまず退散!の猫どもが、普通に寛いでいるという、
猫的に害の無い人々らしいので(笑)
―数日後、ばーば来訪。
―ちなみに彼女には前科が有り・・。
伴兵衛部屋の押入れのがさいれをし(ばーばの入室にパニックで押入れに隠れたのに)、
イヤイヤ~~ンと隠れる伴兵衛の、先、先に足を運んでしまい、伴兵衛超大パニック。
結果、メッシュパネル越しにニャン太郎や銀ちゃんが覗き込む最中、無理やりパネルをこじ開け、ニャン達の横をすり抜けて二階に脱走した(^^;
顔を合わせば、流血するほどのケンカになる相手よりも、ばーばが怖かったらしい(大苦笑)
―のに。
ばーばが台所にいても、たったかた~と、彼女の姿が見える位置まで探検に出てこられるようになったのだ。
これには母ちゃんもどびっくり。
さすがに触らせはしないものの、以前の伴兵衛からは想像すら出来ない快挙である。
―ばーばいはく、「目、あわせると怖がるから、見ないわよアタシ」
おー。分かってきたね(笑)
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ここ最近、すぐ出るつもりでメッシュパネルのフックを止めずに伴兵衛部屋入り、
抱っこしてるうちにウトウト・・・
ということがしばしば。
そのたび、銀時が侵入、そして気付くのが遅れると大喧嘩(号泣)
騒ぎを聞きつけてニャン太郎参戦(大号泣)
どうしたら、皆の家なのよ、誰も盗らないのよ、と分かってもらえるのか・・・。
怖くないよ、皆一緒に暮らせるよ。と言ってみるものの、彼らの言い分全ては分かってもやれず。
育った環境の違う男同士の意地を、どう折り合いつけてやるか、悩むばかり。
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でもね。
改めて言っておきたい。
伴兵衛、弥生。
2月に家に来てもらってから、母ちゃんは心の重石がす~っと軽くなったの。
それは、あなた達が今、家の中に常にいてくれて、腹出して寝てくれてるから。
ふんげ~とか、る~にゃっっとか、おわ~ん!とか、おうおうとか。
母ちゃんの事呼んでくれてありがとう。
一緒にいたいと思ってくれて、ありがとう。
すぐに行けない事が多くてごめんね。
ひとしきり、呼んだ後、遅くなってごめんね~~って行くと、
二人で別々の場所ながら、丸くなったり、ヘソ天だったり、
諦めたのかすやすや寝てくれてて、ほんとありがとう。
母ちゃんから、感謝状を贈るよ。
うちに来てくれてありがとう。
少しでも、お前達が幸せになるように、母ちゃん考えるし、頑張るから、
そんなに必死に甘えなくても、母ちゃんはお前達を愛してるからね。
ごめんね。
ほんとに、
伴兵衛、弥生、
愛してるよ。