2005年 10月 25日
晴れ、ところにより猫
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―おーい、たまには点呼でもとるぞー、ニャン太郎~
「いきなり、なに?」
―いーのいーの。次、神楽~
―あら、寝てんのね。じゃ、凛~
―あらまぁ、凛もお疲れなの?ま、いーや、銀ちゃ~ん
―ありゃりゃ、こっちも果ててるねぇ・・。はい、じゃ最後、そ~らちゃぁ~ん♪
「・・・・・・・・」
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
S君から、あんちゃんにSOSが入った。
「子猫の飼い主を探しています」
くどいようだが、言っておく。
母ちゃんじゃないぞ。あんちゃんだぞ(笑)
「本日、突然私の足元に子猫が落ちてきました。
結構高いところからの落下で、出血があり、ショックのためか動けない様子だったので、
最寄の獣医まで駆けつけ治療していただきました(原文のまま)>後略」
本当はS君が飼いたかったらしいが、残念ながらご家族に理解が得られず、やむを得ず病院に預けているとのこと。
一時預かりでも構わないので、とS君。
聞けば、商店街のアーケードの上から突然降ってきたらしい。
ぼとっと音がして、足元を見るともぞもぞとうごめく黒っぽい物体。
タクシーで一番近い動物病院に掛け込み治療を受けるが、経過は良好。
ただ、怯えているためブルブル震えていて、どうしてもシャー言ってしまうんです、とのこと。
病院に預けるのも、ぶっちゃけ費用がかかる。
ここはひとつ預かってやろうか、と半笑いになりながらS君と病院で待ち合わせをした。
ニャン太郎とちびーずとの折り合い、怯えて触れない子との遭遇、不安はあるが、
最悪、隔離部屋で気の済むまでシングルライフを満喫させてやればよいさ、と、後は野となれ、山となれじゃ!!
病院への車中、そういやどんな柄の子だか聞いてなかった事を思い出す。
里親見つけるにしてもさぁ、とんでもなくブーちゃんだったらどーするよー??などと
不謹慎な事を言いながらいざ、ご対面~
出てきたのはカワイイカワイイ、サビの女の子(推定1ヵ月半)であった。
↑結局相部屋で全然OKなヤツ(^^;
サビの子は初めての母ちゃん。しかも、身体はちょっとシマシマ。
怯えてどうしようも無かったはずの子が、一晩で人馴れしたらしく、
可愛いセンセになでなでされておとなしくしている。
まだちょっと「ば~~」とか言ってはみるものの、パンチは出ないし、
一度抱いてしまえば温かいからか、じっと抱かれている。
「これならイケル!!!」
母ちゃん心の中でガッツポーズである。
S君は律儀に今後かかる費用も負担すると言ってくれたが、
正直我が家の猫どもとお財布を分けるのは無理なので(笑)
何か困った時は相談するということにして、お預かりしてきた。
名前は、空から降ってきた、天からの贈り物という意味で「天空(そら)」とつけた。
マンションのベランダからの転落事故の可能性も考えたが、
S君に聞くと、もともとアーケードに住み着いていたらしく、エサをあげていた人もいたらしい。
ということで、
1)好奇心旺盛、活発過ぎて探検中に誤って落下
2)ただ単にどんくさかったため落下
このどちらかであろう。ははは。
身体の軽さが幸いして、骨折も無く口元を少し切った程度で済んだとセンセの見解である。
「アタシ、こんな子産んだかしら・・・・」
最初だけニャン太郎とちびーずは「ぎょぎょっ!!」と固まり、
「ぱーーー」だの「ふーーー」だの言っていたが、
翌日には全員(天空含む)母ちゃんの布団の上に乗っかって寝ていた。
それぞれの反応はというと。
凛が一番最初に添い寝してやり、しっぽで遊んでやったりしている。
意外と下町肝っ玉母ちゃん系かも知れん。
銀ちゃんは同レベルで取っ組み合っている。
神楽は「困ったわ」っつー顔をしながらも、一緒にいるのはやぶさかでないらしい。
一番の鬼門と思われたニャン太郎は、なんとなんとベロベロ舐めてやっている。
狐につままれたような心境だが、えらくあっさりと受け入れてもらえた様子。
>ニャン太郎、大人になったのか?!
天空本猫は、
トイレ一発クリア、ご飯初日からモリモリ。
病院で食べていたのと同じ方が、最初は抵抗無く食べてくれると思い、
Hillsの療法食を一缶S君に買ってもらう>S君ありがとう
更に、その上にミルクをぶっかけてやると良く食べるというので
>どう考えても不味そうなんだがねぇ・・・(^^;
こちらは病院のご好意で、同じものを少し分けてもらった。
今日から、皆と同じナチュバラの缶をお湯でどろどろにしてあげているが、
こちらも難なくクリア。完食。
10月25日 PM1:00現在 705g
ケージに篭ることなく、堂々と畳んだ布団の上で爆睡中である。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
昨晩、あんちゃんが催促するように言った。
「オレ、天空はのーらが連れて来たんだと思うんだよね」
な、何が言いたい?!?おのれ、何が言いたいんだ?!?!?!
って、もうほぼ結論は出てるというか、何と言うか・・・・。
結局、今日S君に正式にうちで引き取る意思を伝える事になった・・・。
のーらの一件以来、もし回復していればうちの子にしていたであろうと、
そういう思いから残席1という意識でいたのは事実で。
ここ最近、ちょこちょこと手の貸せそうなお話には首を突っ込んでいたのだが、
不思議と我が家へやってくる子はいなかったのだ。
次回、また手に飛び込んで来る子がいたら、その時はもう無理だろう。
その時こそ、覚悟を決めて里親探しをしよう。>出来るのか?我が家?(大苦笑)
いやいや。するのだよ、我が家。
まずは生活ありきだからなぁ。ホント(^^;
っちゅーことで、芋づる戦隊に、落下傘部隊が加わった。
特撮ヒーロー戦隊ものもこなせる5にゃん組になったのである。
「ねー、うちの人生設計ってホントにこれでいいの?」
「いきなり、なに?」
―いーのいーの。次、神楽~
―あら、寝てんのね。じゃ、凛~
―あらまぁ、凛もお疲れなの?ま、いーや、銀ちゃ~ん
―ありゃりゃ、こっちも果ててるねぇ・・。はい、じゃ最後、そ~らちゃぁ~ん♪
「・・・・・・・・」
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
S君から、あんちゃんにSOSが入った。
「子猫の飼い主を探しています」
くどいようだが、言っておく。
母ちゃんじゃないぞ。あんちゃんだぞ(笑)
「本日、突然私の足元に子猫が落ちてきました。
結構高いところからの落下で、出血があり、ショックのためか動けない様子だったので、
最寄の獣医まで駆けつけ治療していただきました(原文のまま)>後略」
本当はS君が飼いたかったらしいが、残念ながらご家族に理解が得られず、やむを得ず病院に預けているとのこと。
一時預かりでも構わないので、とS君。
聞けば、商店街のアーケードの上から突然降ってきたらしい。
ぼとっと音がして、足元を見るともぞもぞとうごめく黒っぽい物体。
タクシーで一番近い動物病院に掛け込み治療を受けるが、経過は良好。
ただ、怯えているためブルブル震えていて、どうしてもシャー言ってしまうんです、とのこと。
病院に預けるのも、ぶっちゃけ費用がかかる。
ここはひとつ預かってやろうか、と半笑いになりながらS君と病院で待ち合わせをした。
ニャン太郎とちびーずとの折り合い、怯えて触れない子との遭遇、不安はあるが、
最悪、隔離部屋で気の済むまでシングルライフを満喫させてやればよいさ、と、後は野となれ、山となれじゃ!!
病院への車中、そういやどんな柄の子だか聞いてなかった事を思い出す。
里親見つけるにしてもさぁ、とんでもなくブーちゃんだったらどーするよー??などと
不謹慎な事を言いながらいざ、ご対面~
出てきたのはカワイイカワイイ、サビの女の子(推定1ヵ月半)であった。
↑結局相部屋で全然OKなヤツ(^^;
サビの子は初めての母ちゃん。しかも、身体はちょっとシマシマ。
怯えてどうしようも無かったはずの子が、一晩で人馴れしたらしく、
可愛いセンセになでなでされておとなしくしている。
まだちょっと「ば~~」とか言ってはみるものの、パンチは出ないし、
一度抱いてしまえば温かいからか、じっと抱かれている。
「これならイケル!!!」
母ちゃん心の中でガッツポーズである。
S君は律儀に今後かかる費用も負担すると言ってくれたが、
正直我が家の猫どもとお財布を分けるのは無理なので(笑)
何か困った時は相談するということにして、お預かりしてきた。
名前は、空から降ってきた、天からの贈り物という意味で「天空(そら)」とつけた。
マンションのベランダからの転落事故の可能性も考えたが、
S君に聞くと、もともとアーケードに住み着いていたらしく、エサをあげていた人もいたらしい。
ということで、
1)好奇心旺盛、活発過ぎて探検中に誤って落下
2)ただ単にどんくさかったため落下
このどちらかであろう。ははは。
身体の軽さが幸いして、骨折も無く口元を少し切った程度で済んだとセンセの見解である。
「アタシ、こんな子産んだかしら・・・・」
最初だけニャン太郎とちびーずは「ぎょぎょっ!!」と固まり、
「ぱーーー」だの「ふーーー」だの言っていたが、
翌日には全員(天空含む)母ちゃんの布団の上に乗っかって寝ていた。
それぞれの反応はというと。
凛が一番最初に添い寝してやり、しっぽで遊んでやったりしている。
意外と下町肝っ玉母ちゃん系かも知れん。
銀ちゃんは同レベルで取っ組み合っている。
神楽は「困ったわ」っつー顔をしながらも、一緒にいるのはやぶさかでないらしい。
一番の鬼門と思われたニャン太郎は、なんとなんとベロベロ舐めてやっている。
狐につままれたような心境だが、えらくあっさりと受け入れてもらえた様子。
>ニャン太郎、大人になったのか?!
天空本猫は、
トイレ一発クリア、ご飯初日からモリモリ。
病院で食べていたのと同じ方が、最初は抵抗無く食べてくれると思い、
Hillsの療法食を一缶S君に買ってもらう>S君ありがとう
更に、その上にミルクをぶっかけてやると良く食べるというので
>どう考えても不味そうなんだがねぇ・・・(^^;
こちらは病院のご好意で、同じものを少し分けてもらった。
今日から、皆と同じナチュバラの缶をお湯でどろどろにしてあげているが、
こちらも難なくクリア。完食。
10月25日 PM1:00現在 705g
ケージに篭ることなく、堂々と畳んだ布団の上で爆睡中である。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
昨晩、あんちゃんが催促するように言った。
「オレ、天空はのーらが連れて来たんだと思うんだよね」
な、何が言いたい?!?おのれ、何が言いたいんだ?!?!?!
って、もうほぼ結論は出てるというか、何と言うか・・・・。
結局、今日S君に正式にうちで引き取る意思を伝える事になった・・・。
のーらの一件以来、もし回復していればうちの子にしていたであろうと、
そういう思いから残席1という意識でいたのは事実で。
ここ最近、ちょこちょこと手の貸せそうなお話には首を突っ込んでいたのだが、
不思議と我が家へやってくる子はいなかったのだ。
次回、また手に飛び込んで来る子がいたら、その時はもう無理だろう。
その時こそ、覚悟を決めて里親探しをしよう。>出来るのか?我が家?(大苦笑)
いやいや。するのだよ、我が家。
まずは生活ありきだからなぁ。ホント(^^;
っちゅーことで、芋づる戦隊に、落下傘部隊が加わった。
特撮ヒーロー戦隊ものもこなせる5にゃん組になったのである。
「ねー、うちの人生設計ってホントにこれでいいの?」
by Nayantaro
| 2005-10-25 15:54
| ニャン太郎・ちびーず&天空