2006年 03月 11日
母ちゃんの浮気・完結編 Vol.2
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―弥生の発情
なぜ弥生が先に帰宅したのか・・・。
実は、ずっと二匹でつるんでいたのにも関わらず、昨年仔猫を見ていないこと、
弥生は首輪をしていて、家猫で有った可能性が非常に高いこと、
などから、無駄な開腹を避けるために様子を見るとしていたのだ。
腹にハゲを作られて手術跡を探したが、発見出来ず。
未去勢の銀ちゃんの存在もあり、悠長なことは言ってられないが、
血液検査の結果が出るまでは、少なくとも隔離生活になるのだし、
とセンセ方と相談の上、そういうことになったのである。
かくして、捕獲から10日程経った頃・・・・。
ニート伴兵衛は相変わらず引き篭もり続けていたが、
部屋に入るくらいは多めに見てくれるようになった。
一方弥生の様子が、おかしい。
鳴く。鳴く。鳴く。
ドスの効いた声で、外に向かって鳴き続ける。
外からはお返事よろしく、見慣れない茶白のガタイのいい子がにゃお~~ん・・・。
をををぃ(-ー;
ついでに手術を終え、まだカラーもつけたままの伴兵衛までもが反応し、
マウント・・・。
まずい?!
病院に連絡し、手術の予約を入れるも、この時期めいっぱいで約一週間待ち。
その間、隙あらばマウントしようとする伴兵衛と弥生を一緒にしていて良いものか。
センセと相談し、弥生のストレスが爆発するようなら早めに入院させましょうとのこと。
今まで何とかニャン太郎戦隊は、だまくらかしてやり過ごしていたものの。
この弥生の大声では、もう申し開きできず。
結果、ふすま越しの会食からスタートし、5cmの面会を経て、ご対面~とあいなったのである。
―全てがスローモーションの世界から、しばし時は流れ・・・
「おれ、銀ちゃんなんだけどっっ」
「な、なにっっ!!!」
「お、おれ、銀ちゃん・・・」
「ナンなのかしら、このクソガキ・・・」
「お、おれ・・・」
―伴兵衛、我関せず
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
伴兵衛は、弥生と二人きりであればソファで寛いだりも出来るが、
誰かいると屋敷から出てこない。
意外にも、ニャン太郎達が団体で入って行った時も、お互い威嚇もせず。
間違い無く先住のへっぽこ男子より、はるかに強いであろうに、
対猫に関しては、全く静観し続け、ちょろちょろと目の前を歩いていこうが、
一向にお構いなしなのである。
後日世話になったSみよの見たてで、5歳くらいかな・・・という伴兵衛。
自分がよそ者だと心得ているのか、無用な争いはしないのか、
なんとも嬉しい拍子抜けな事態である。
「うるへー」
弥生の大鳴きは、ご対面のショックからか少し収まったようだが、
チンピラのようにまとわりつく銀時とニャン太郎に、憔悴気味。
長くは一緒に出来ず、5ニャンを追い出すと今度は伴兵衛出動と、
弥生にとっては、どっちにしてもイライラしっぱなしの数日間となった。
対面の様子、
それぞれの性格が見え隠れし、非常に楽しませてもらった。
男子二名は前出の通りで、まあ、弥生へのアタックは銀時のほうがアグレッシブであった。
ニャン太郎は、隔離部屋から弥生が遠征をかました際に、烈火のごとく怒り、
ニャン太郎サイレンを鳴らしながら階段を猛追撃。
どーなることやら~と思い階下で待つと、ものっすごい音と共に、
弥生が降ってきた(爆)
どうやら、ニャン太郎が勝ったらしい。
どちらも怪我は負っておらず、まあ、ある程度は必要なのでしょうと、
バクバクしながらも、出来るだけ見守る方向で・・・(^^;
神楽は、ほぼ無関心ながら、久しく閉ざされていた襖が開いたのにつられたらしく。
とととっと入った途端、中の異変を察知し、そのままバックオーライ、バックオーライで、
退室した(爆)
その後、何度か様子を見に来ては、弥生にシャー攻撃され、思わずシャー反撃するも、
くだらないと言わんばかりにプイっと出て行き、暫く寄り付かなかった。
凛は相変わらずの下町っぷりで、皆がギクシャクしている中、
母ちゃんにポワポワを投げさせて遊びまくっていた。
しかも、伴兵衛屋敷にもずかずか入っていく。
弥生が神経質にシャーシャー言うのも気に留めず。
暫くしてから「ところで、あんた誰?あたし凛!」とでも言うように、鼻っつらを寄せたところ、
特大のシャーを見舞われ、逆切れ。
滅多に見せないシャーを弥生に見舞って、一旦ノーサイドとなった(爆)
―我が家の平和主義者、凛
―そして、何事も無かったかのように、Sみよの膝で寛ぐ銀時・・・
なぜ弥生が先に帰宅したのか・・・。
実は、ずっと二匹でつるんでいたのにも関わらず、昨年仔猫を見ていないこと、
弥生は首輪をしていて、家猫で有った可能性が非常に高いこと、
などから、無駄な開腹を避けるために様子を見るとしていたのだ。
腹にハゲを作られて手術跡を探したが、発見出来ず。
未去勢の銀ちゃんの存在もあり、悠長なことは言ってられないが、
血液検査の結果が出るまでは、少なくとも隔離生活になるのだし、
とセンセ方と相談の上、そういうことになったのである。
かくして、捕獲から10日程経った頃・・・・。
ニート伴兵衛は相変わらず引き篭もり続けていたが、
部屋に入るくらいは多めに見てくれるようになった。
一方弥生の様子が、おかしい。
鳴く。鳴く。鳴く。
ドスの効いた声で、外に向かって鳴き続ける。
外からはお返事よろしく、見慣れない茶白のガタイのいい子がにゃお~~ん・・・。
をををぃ(-ー;
ついでに手術を終え、まだカラーもつけたままの伴兵衛までもが反応し、
マウント・・・。
まずい?!
病院に連絡し、手術の予約を入れるも、この時期めいっぱいで約一週間待ち。
その間、隙あらばマウントしようとする伴兵衛と弥生を一緒にしていて良いものか。
センセと相談し、弥生のストレスが爆発するようなら早めに入院させましょうとのこと。
今まで何とかニャン太郎戦隊は、だまくらかしてやり過ごしていたものの。
この弥生の大声では、もう申し開きできず。
結果、ふすま越しの会食からスタートし、5cmの面会を経て、ご対面~とあいなったのである。
―全てがスローモーションの世界から、しばし時は流れ・・・
「おれ、銀ちゃんなんだけどっっ」
「な、なにっっ!!!」
「お、おれ、銀ちゃん・・・」
「ナンなのかしら、このクソガキ・・・」
「お、おれ・・・」
―伴兵衛、我関せず
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
伴兵衛は、弥生と二人きりであればソファで寛いだりも出来るが、
誰かいると屋敷から出てこない。
意外にも、ニャン太郎達が団体で入って行った時も、お互い威嚇もせず。
間違い無く先住のへっぽこ男子より、はるかに強いであろうに、
対猫に関しては、全く静観し続け、ちょろちょろと目の前を歩いていこうが、
一向にお構いなしなのである。
後日世話になったSみよの見たてで、5歳くらいかな・・・という伴兵衛。
自分がよそ者だと心得ているのか、無用な争いはしないのか、
なんとも嬉しい拍子抜けな事態である。
「うるへー」
弥生の大鳴きは、ご対面のショックからか少し収まったようだが、
チンピラのようにまとわりつく銀時とニャン太郎に、憔悴気味。
長くは一緒に出来ず、5ニャンを追い出すと今度は伴兵衛出動と、
弥生にとっては、どっちにしてもイライラしっぱなしの数日間となった。
対面の様子、
それぞれの性格が見え隠れし、非常に楽しませてもらった。
男子二名は前出の通りで、まあ、弥生へのアタックは銀時のほうがアグレッシブであった。
ニャン太郎は、隔離部屋から弥生が遠征をかました際に、烈火のごとく怒り、
ニャン太郎サイレンを鳴らしながら階段を猛追撃。
どーなることやら~と思い階下で待つと、ものっすごい音と共に、
弥生が降ってきた(爆)
どうやら、ニャン太郎が勝ったらしい。
どちらも怪我は負っておらず、まあ、ある程度は必要なのでしょうと、
バクバクしながらも、出来るだけ見守る方向で・・・(^^;
神楽は、ほぼ無関心ながら、久しく閉ざされていた襖が開いたのにつられたらしく。
とととっと入った途端、中の異変を察知し、そのままバックオーライ、バックオーライで、
退室した(爆)
その後、何度か様子を見に来ては、弥生にシャー攻撃され、思わずシャー反撃するも、
くだらないと言わんばかりにプイっと出て行き、暫く寄り付かなかった。
凛は相変わらずの下町っぷりで、皆がギクシャクしている中、
母ちゃんにポワポワを投げさせて遊びまくっていた。
しかも、伴兵衛屋敷にもずかずか入っていく。
弥生が神経質にシャーシャー言うのも気に留めず。
暫くしてから「ところで、あんた誰?あたし凛!」とでも言うように、鼻っつらを寄せたところ、
特大のシャーを見舞われ、逆切れ。
滅多に見せないシャーを弥生に見舞って、一旦ノーサイドとなった(爆)
―我が家の平和主義者、凛
―そして、何事も無かったかのように、Sみよの膝で寛ぐ銀時・・・
by Nayantaro
| 2006-03-11 00:21
| ニャン太郎7